エクスレ度って? {Ochsle Grad}
エクスレとはブドウの成熟度を計るために考え出された方法です。
水と果汁の比重差を数値化して表すことで、果汁の糖度が調べられます。
ドイツの物理学者フェルディナント・エクスレ氏Ferdinand Ochsle 1774〜1852)により、1830年に考案されました。
ドイツワインの品質評価、並びにランク分けのためになくてはならない基準です。

エクスレ度の出し方の例:

1000ミリリットルの果汁が1080グラムの重さを持つ場合、
1080(g) マイナス 1000(ml) = 80 ⇒ 80°エクスレとなります。


この場合、1リットル中に80グラムの糖が含まれていると考えます。
この糖分を発酵させてワインは造られるため、エクスレ度が高いほど甘口ワインはより甘く、辛口ワインはよりしっかりしたものが出来るのです。